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子どもと一緒のお風呂でも続けやすい、入浴後の乾燥対策

子どもと一緒のお風呂でも続けやすい、入浴後の乾燥対策

子どもと一緒のお風呂は、ゆっくり温まる時間というより、小さな予定を次々にこなす時間です。自分と子どもの体を洗い、湯船で安全を見ながら、上がったら急いで拭いて着替えさせる。その頃には、自分の肌はすっかり後回しになっています。

以前は入浴後のスキンケアをきちんとできないことが気になっていました。でも、毎日完璧な手順を続けるのは難しいもの。今は「乾燥しやすい場所へ保湿剤を塗れたら合格」と考え、親子のお風呂でも続けやすい形に変えました。

保湿剤を着替える場所に置く

一番効果があったのは、保湿剤を洗面台ではなく、実際に着替える場所へ置いたことです。子どものパジャマ、オムツ、自分の着替えと一緒に見える場所へ置けば、別の部屋へ取りに行く必要がありません。

ポンプ式や片手で開けられる容器など、慌ただしいときに扱いやすいものを選ぶのもひとつの方法です。ただし、容器に手が届く年齢の子どもがいる場合は、誤飲やいたずらを防げる場所へ保管します。

最初から全身を目指さない

顔、腕、脚、背中まで丁寧に塗ろうとすると、始める前から大仕事に感じます。そこで、頬、口元、すね、ひじなど、その日の乾燥が気になる場所を優先します。子どもが落ち着いたあとに余裕があれば、残りを塗り足します。

「入浴後すぐに全部できなければ意味がない」と考えるより、塗れる場所から始めるほうが続きました。日本皮膚科学会の皮脂欠乏症に関する手引きでも、入浴後は皮膚から水分が失われやすいため、保湿が重要とされています。

熱すぎるお湯とこすりすぎを避ける

さっぱりしたくて熱いお湯に長く入ったり、ナイロンタオルで強くこすったりすると、私の場合は入浴後のつっぱりが気になりやすくなります。今は、熱すぎないと感じる温度にし、手ややわらかいタオルで洗うようにしています。

洗浄料も「たくさん泡立てればよい」とは限りません。汗や汚れが気になる場所を中心に、肌をこすらず洗います。肌の状態や治療中の皮膚疾患によって適した洗い方は異なるため、かかりつけ医から指示がある場合はそちらを優先してください。

子どもの保湿と自分の保湿を分けすぎない

親子で同じ製品を使える場合は、自分の分も一緒に塗ると忘れにくくなります。ただし、すべての製品がすべての年齢や肌質に合うわけではありません。対象年齢や使用方法を確認し、初めて使うものは少量から試します。

子どもへ塗りながら、「次はお母さんの番」と声に出すだけでも、自分を後回しにしにくくなりました。ケアの時間を別に確保するのではなく、同じ流れの中に入れてしまう方法です。

続けやすい入浴後の順番

  1. 子どもと自分の体をタオルでやさしく押さえる
  2. 子どもの着替えと必要なケアをする
  3. 自分は乾燥しやすい場所だけ先に保湿する
  4. 水分をひと口取り、余裕があれば残りを塗る

毎日同じ順番でなくても構いません。子どもが泣いている日は安全を優先し、自分の保湿は少しあとでも大丈夫。「必ず完璧に」ではなく、「忘れにくい場所に置く」「一か所だけでも塗る」という仕組みが、忙しい日を助けてくれます。

保湿剤が続かなかった理由を一つずつ減らす

ベタつきが苦手、ふたを開けるのが面倒、塗ったあとすぐ服を着にくいなど、続かない理由は人によって違います。私は「自分が怠けている」と考える前に、どこで止まっているかを見るようにしました。ベタつきが気になる日は量を少なめにして乾燥部分を優先し、容器が使いにくければ次に購入するときの条件へ加えます。

香りや使用感も毎日使ううえでは大切です。肌に合うことを前提に、自分が負担を感じにくいものを選びます。家族に合った製品でも自分には刺激になることがあるため、違和感があれば無理に共用しません。

冬だけでなく、夏の乾燥にも気づく

乾燥対策というと冬を思い浮かべますが、夏も冷房や日焼け、汗を拭く回数の増加などで肌がつっぱることがあります。汗をかいたまま長く過ごさず、やさしく拭き取り、必要に応じて保湿します。

季節だけで決めず、入浴後のつっぱり、粉をふく、かゆいなど、その日の肌の様子でケアを調整します。毎日全身へ同じ量を塗ることより、変化に早く気づくほうが私には現実的でした。

お風呂上がりの安全も優先する

床が濡れたまま急いで動くと、親子ともに転倒の危険があります。タオルや着替えを手の届く場所へ準備し、子どもを安全な場所へ移してから自分のケアをします。保湿を急ぐあまり、安全確認を後回しにしないことが一番です。

子どもが小さい時期の入浴後は、毎日予定どおりには進みません。塗れない日が一日あっても、翌日にまた戻れば大丈夫。長く続けるために、失敗の日を作らないのではなく、再開しやすい形にしておきます。

受診を考えたいとき

保湿をしても強いかゆみや赤みが続く、ひび割れや出血がある、眠れないほどかゆいといった場合は、セルフケアだけで我慢せず皮膚科へ相談してください。子どもの症状についても、広がる湿疹やジュクジュクした部分、強いかゆみなどがあれば小児科や皮膚科へ相談します。

参考情報

日本皮膚科学会「皮脂欠乏症診療の手引き2021」
日本皮膚科学会「アトピー性皮膚炎診療ガイドライン2024」

michi
WRITTEN BY

michi

フリーランスWebデザイナー/フロントエンドエンジニア。一児の母。

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