朝から予定どおりにいかない日や、なんとなく体が重たい日。子どものことを優先しているうちに、気づけば夕方になっていることがあります。
そんな日まで、いつもと同じように家事をこなそうとすると、心にも時間にも余裕がなくなってしまいます。
以前は「今日もちゃんとできなかった」と落ち込むことがありました。でも今は、家事がしんどい日はやることを増やすのではなく、やらないことを決める日にしています。
洗濯物は、きれいにたたまない
洗濯物を取り込んでも、すぐに全部をたたむ必要はありません。
タオル、子どもの服、大人の服と大まかに分けて、かごへ入れるだけ。明日使うものなら、そこから取っても大丈夫です。
余裕が戻ったときにたためばいいし、そのまま使い切ってしまう日があってもいい。洗濯物が少しくらい整っていなくても、暮らしはちゃんと続いていきます。
夕食は、一から作らない
疲れている日に、栄養バランスの整った食事を一から作るのは大変です。
そんな日は、お惣菜、冷凍食品、レトルト、納豆、豆腐など、すぐ食べられるものに頼ります。ごはんとお味噌汁だけの日や、子どもがよく食べるものを中心にする日もあります。
一食ですべてを整えなくても、数日単位で考えれば大丈夫。「今日は食べられた。それで十分」と思うようにしています。

散らかった部屋を、全部片づけない
床におもちゃが広がり、テーブルの上にも物が増えてくると、それだけで疲れてしまうことがあります。
けれど、部屋全体をきれいにしようとすると、それなりの時間と気力が必要です。
しんどい日は、通り道だけ空ける、テーブルの半分だけ片づけるなど、場所をひとつに絞ります。目に入る景色が少し整うだけでも、気持ちはずいぶん違います。
今日中に終わらせようとしない
家事には、はっきりとした終わりがありません。ひとつ終えても、また次にやることが見つかります。
だからこそ、「今日中に全部終わらせる」という目標を手放すことにしました。
急がなくても困らないことは、明日の自分に任せる。明日も難しければ、その次の日でも構いません。期限を決めない家事があってもいいと思います。
できなかった自分を責めない
いちばんやめたいのは、家事ができなかった自分を責めることです。
子どもと一日を過ごしたこと。ごはんを用意したこと。今日を無事に終えようとしていること。それだけでも、十分にたくさんのことをしています。
できなかったことではなく、今日できた小さなことに目を向ける。そうすると、張りつめていた気持ちが少しずつほどけていきます。
やらないことを決めると、少しやさしくなれる
家事を休んでも、暮らしが止まってしまうわけではありません。
やらないことを決めて生まれた余白は、自分のためだけでなく、家族へ向ける気持ちの余裕にもつながります。
毎日同じように頑張らなくていい。しんどい日は、今日の自分に合わせて、暮らしのペースを少しゆるめてみませんか。