オンライン打ち合わせの日に限って、子どもが保育園を休むことがあります。
家に大人が自分しかいない。日程変更をお願いするほどではないけれど、静かに参加できる自信もない。画面の向こうへ迷惑をかけないかと、打ち合わせが始まる前から緊張していました。
今も予定どおり進まない日はあります。それでも、完璧に静かな環境を作るのではなく、起こりそうなことを先に準備するようになってから、少し落ち着いて参加できるようになりました。
まず、本当に今日行う必要があるか考える
子どもの体調が悪いときは、無理に打ち合わせを行わず、日程変更を相談します。
元気はあるけれど登園できない日や、短い打ち合わせなら参加できそうな日は、そのまま行うこともあります。
参加できるかどうかを「仕事だから当然やる」と決めず、子どもの様子、打ち合わせの長さ、話す役割を見て判断します。
相手へ先に一言伝える
子どもの声が入る可能性がある日は、開始前か冒頭で簡潔に伝えます。
「本日は子どもが在宅しているため、途中で声が入る可能性があります。必要な場合は一度席を外します」のように、起こるかもしれないことと対応を話します。
黙って気づかれないようにするより、最初に共有したほうが、自分も必要以上に焦らずに済みます。
打ち合わせはできるだけ短くする
事前に確認したいことを箇条書きにし、相手へ共有します。
資料を読めば分かる説明は省き、その場で決めたいことを中心にします。30分の予定を20分で終えられれば、子どもにも大人にも負担が少なくなります。
終わらなかった内容は、後からメールやチャットで確認します。
子どもへ終わる時間を見せる
始まる前に、「時計の長い針がここまで来たら終わるよ」と伝えます。
小さな子にはタイマーを見せ、「音が鳴ったら一緒におやつを食べよう」と話すこともあります。
約束した時間どおりに終わらない場合もあるので、予定には少し余白を持たせます。終わったら、待ってくれたことを具体的に伝えます。

その時間だけのものを用意する
普段は出さないシール、塗り絵、小さなおもちゃなどを一つ用意します。
長時間静かに遊ぶことは期待しません。打ち合わせの最初の10分だけでも一人で過ごせれば、挨拶や大切な確認を落ち着いて行えます。
準備する余裕がない日は、動画にも頼ります。仕事のために使うと決めた時間なので、罪悪感を持たないようにしています。
飲み物と軽食を先に置く
打ち合わせが始まると、子どもは急におなかが空いたり、喉が渇いたりします。
こぼれにくい飲み物と、すぐ食べられる軽食を用意しておきます。自分の飲み物も忘れず、手の届く場所へ置きます。
すべての要求を予測することはできませんが、よくある中断を一つ減らすだけでも違います。
音声を切ることをためらわない
自分が話さない時間は、こまめにマイクをオフにします。
子どもへ短く返事をする、物が落ちた音に対応する。音声を切れると、画面から離れずに済む場合があります。
背景を隠すことより、相手の声を聞き取り、自分の声を届けることを優先します。イヤホンも、周囲の音が聞こえるものを選びます。
中断するときの言葉を決めておく
子どもが泣いたり、助けが必要になったりしたときは、画面の前で何とかしようとしません。
「申し訳ありません。子どもの対応で2、3分席を外します」と伝え、カメラと音声を切ります。
毎回違う説明を考えずに済むよう、短い言葉を決めておくと、急な場面でも伝えやすくなります。
打ち合わせの直後に予定を入れない
終了後は、子どもが待っていた分だけ甘えたり、話したいことが増えたりします。
すぐ次の仕事を始めず、10分ほど一緒に過ごす時間を予定へ入れます。抱っこをする、おやつを食べる、話を聞く。それから仕事へ戻ります。
打ち合わせだけでなく、その前後も含めて必要な時間だと考えています。
生活の音が入っても、仕事は続けられる
子どもの声が一度も入らず、予定どおり話せるのが理想かもしれません。
でも、フリーランスママが家で働く日は、仕事と生活を完全に分けられないことがあります。
先に伝える、短く準備する、必要なら中断する。完璧な環境ではなくても、相手と相談しながら進めることはできます。
うまくいかなかった日は、次回減らしたい中断を一つだけ見つけます。それ以上は反省しすぎず、親子で一つの予定を終えられたことにしています。