入園が決まると、通園バッグ、着替え、タオル、お昼寝用品と、必要そうなものが次々に思い浮かびます。うれしさと不安から早めにそろえたくなりますが、園ごとの指定を確認する前に買うと、サイズや形が合わず使えないこともあります。
入園準備で最初にしたいのは買い物ではなく、園から配られる持ち物一覧を読むことです。説明会前なら、最低限の下調べだけにとどめます。
園によって違うものを先に確認する
特に違いが出やすいのは、お昼寝用品、食事用エプロン、タオル、紙おむつ、通園バッグです。布団一式が必要な園もあれば、コット用シーツだけの園、レンタルできる園もあります。
エプロンやタオルは素材や大きさ、ひも付きかどうかまで指定されることがあります。紙おむつも一枚ずつ記名する場合、袋に名前を書けばよい場合、定額サービスを利用する場合があります。似たものを先に買わず、説明を待つほうが結果的に早道です。

最初から必要な数と予備を分ける
持ち物一覧に「着替え三組」と書かれていても、毎日三組を持参するのか、園に置いて不足分だけ補充するのかで必要枚数が変わります。洗濯頻度や乾きやすさも考え、最初は一週間を回せる最低限から始めます。
予備を買うなら、実際に通い始めて減り方を見てからでも遅くありません。サイズアウトしやすい時期は特に、たくさん買った服がほとんど使えないまま小さくなることがあります。
家にあるものを一度並べてみる
買い物リストを作る前に、現在持っているタオル、袋、着替え、食器類を並べます。園の条件を満たすものは、新しく買わなくても構いません。
一方で、フードやひも、飾りのある服が安全上使えない園もあります。名前を書く場所や、汚れても洗いやすい素材も確認します。「かわいいか」だけでなく、子どもが動きやすく、先生が着替えを手伝いやすいかを基準にします。
名前つけは方法を決めてから
すべての持ち物に記名が必要になるため、油性ペン、名前スタンプ、アイロンシールなどを検討します。ただし、貼る場所や使用できる方法に指定がある場合もあります。
最初から複数の名前つけ用品をそろえるより、衣類、紙おむつ、プラスチック製品のうち何が多いかを見て、一つか二つの方法に絞ります。洗濯で消えたりはがれたりするため、完璧に仕上げるより、後から直しやすい方法が便利です。
「入園後に買うもの」を残しておく
通い始めると、持ち帰り用の袋がもう一枚ほしい、薄手の着替えが足りないなど、家庭ごとの不足が見えてきます。購入予算をすべて入園前に使わず、追加分を残しておきます。
準備が十分か不安になったら、「初日に必要か」「代用品があるか」「あとから買えるか」の三つで考えます。迷うものの多くは、入園後でも間に合います。
入園準備は、たくさん買うほど安心できるものではありません。園のルールと子どもの生活を確認し、必要になったものを必要な分だけ。少し余白を残した準備のほうが、新生活の変化に合わせやすいと思います。
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