多くの人が一度は憧れる海外旅行。きっとこの記事を読んでいるあなたもそう考えているのではないでしょうか。しかし、海外旅行で頭を悩ますのは料金です。航空券やホテルの予約など、国によっては20万円~30万円かかってしまいます。
そうなると、中々海外旅行への一歩を踏み出しづらいですよね。でも、ご存知ですか?海外旅行の航空運賃はシーズンによって大きく変わります。もし、安いシーズンを狙えば高い料金も最低限に抑えられます。
そんなわけで、今回は海外旅行の航空運賃が安くなるシーズンをまとめました。少しでも海外旅行の料金を安くしたいと考えている方は、参考にしてください。
航空運賃が安い時期は?
海外旅行で最も大きな出費になるのは航空運賃ではないでしょうか。この運賃によって、海外旅行の料金は大きく変わるとも言えます。時期ごとに☆の数でまとめてみました。☆の数が多いほど、料金が高いことを意味します。
・1月=☆(年末年始は除く)
・2月=☆☆
・3月=☆☆☆
・4月=☆☆
・5月=☆☆(ゴールデンウィークは除く)
・6月=☆☆☆
・7月=☆☆☆☆
・8月=☆☆☆☆☆(お盆休みは除くが高い)
・9月=☆☆☆☆
・10月=☆☆☆
・11月=☆☆☆
・12月=☆(年末年始は除く)
・ゴールデンウィーク、お盆休み、年末年始=☆☆☆☆☆
調べた結果、大型連休や8月の真夏シーズンが高い料金であることが分かります。逆に年末年始を除く12月や1月といった冬のシーズンは比較的安いです。
シーズンによって航空運賃が変わる理由は?
先ほどの調査結果を見て「どうして季節によって航空運賃が変わってくるの?」と思われるでしょう。その理由は至ってシンプルで、利用者の数が大きく関係してくるからです。
ゴールデンウィークを始めとした長期連休は、休みを利用して旅行を楽しむ方が多いです。そのため、航空券の購入も殺到します。そして、同時に航空会社も繁忙期になるため、航空券は高めに設定しています。
逆に安いシーズンというのは、長期休暇の時に比べて航空券の購入が少ないです。すると、航空会社は今度「少しでも航空券を売らなければ」と考えます。そこで、行う方法というのが航空券の料金を安くするといったものです。
したがって、航空券の購入者数と航空運賃が比例していることを意味します。とはいえ、「大型連休でもないのに高い時期があるのはどうして?」と気になる方もいるでしょう。その疑問は次の項目で解説させて頂きます。
目的地のシーズンによって料金は変動してくる
先ほどの調査結果を見たところ7月~9月の時期が高いことが分かっています。では、大型連休でもないのにどうして料金は高めなのか?
その答えは、先ほども話した利用者の数が多くなるからです。
しかし、今度逆に「長期休暇でもない時期なのに、どうして利用者は多いのか?」と新たな疑問が出てくるでしょう。そんなわけで、その理由を説明していきます。
ベストシーズン時は観光客が多くなって料金も高くなる
7月~9月の時期はベストシーズンまたはオンシーズンと呼ばれ、旅行先が最も盛り上がる時期を指します。例えば、海が解禁されたり限定のイベントが行われたりするなど、その国が盛り上がります。そのため、各国のイベントや環境を楽しみたいという理由で、長期休暇じゃないタイミングでも海外へ旅行される方は多いのです。
その結果、航空券はたくさん売れて高くなる傾向にあります。日本でも夏の時期は、海で泳げたり花火が見られたりとイベントが盛り沢山なので、良く外国人を見かけますよね。
しかし、これが気候の悪い時期や冬の寒い時期だと、現地の観光客は減ります。すると、航空券の購入率が減るので、比較的安い料金になります。もちろん、全ての国が同じ時期に盛り上がるとは限りませんが、一般的には夏が一番盛り上がりやすい時期だと思っておきましょう。
なお、航空券の購入率が高い時期をベストシーズンと呼ぶのに対し、航空券の購入率が低い時期をオフシーズンと呼びます。
旅行できるのがベストシーズン限定の場合
このように、高い時期と安い時期の違いに関してはおおむね理解頂けたかと思います。ただ、人によっては長期休暇にしか行けない方、海などのリゾート地で満喫したいという理由でベストシーズンにしか行けない方もいるでしょう。
でも、ご安心ください。シーズンごとの安売りには劣りますが、ベストシーズン時でも航空券を安く購入できる時期があります。
早期・直前割引で多少安くなる
航空券の種類には、早い内から購入することで安くなる早期割引、飛行機を利用する直前に購入することで安くなる直前割引というものがあります。何ヶ月も前の時点で旅行の計画を立てている方は、早期割引を狙うのが良いでしょう。そして、直前でも良いから安い料金で済ませたい方は、直前割引の購入をおすすめします。
ただし、早期割引は競争率が高いため、すぐに購入しないとあっという間に売り切れてしまいます。直前割引に関しても空席があった場合のみですので、必ずしも購入できるとは限りません。また、直前なだけあって準備やスケジュールに焦ってしまいます。
早期・直前割引を購入する際は、スケジュールの管理をしっかりと行う必要があります。
平日出発・平日帰国で安くなる
週末や土日祝日は、航空券が上がります。スケジュールを上手く調整して平日出発・平日帰国で航空券を購入すれば、多少安く済ませられます。
温暖な気候の国を選ぶ
例えば、海やリゾート地で満喫したい方は、温暖な気候の国を選んでみてはいかがでしょうか。日本は四季の影響で暑い時期・寒い時期とありますが、国によっては1年中温暖な国もあります。有名な例を挙げるとハワイやインドネシアですね。これらの国であれば日本が冬でも、バカンスを目的に海外旅行ができます。
目的を理解して旅行を満喫しよう
いかがでしたか?今回の記事を読んで海外旅行を安くするための方法を学べたのではないでしょうか。では、最後にもう一度おさらいしておきましょう。
・航空運賃が高い時期は、7月~9月、大型連休などのベストシーズンである。
・航空運賃が安い時期は、目的地のイベントが少なかったり気候が安定していなかったりする時期である。
・ベストシーズンに海外旅行を楽しみたい方は、早期・直前割引、平日出発・平日帰国の航空券を購入する。
・1年を通して温暖な気候の国もあるので、リゾート観光が目的の場合は冬でも大丈夫。
このように、航空券を購入するタイミング次第で航空運賃も安くできます。しかし、一番忘れてはいけないのは、海外旅行を楽しむことです。料金を意識しすぎたせいで、気候やイベントに恵まれず海外旅行を楽しめなかったというケースもあります。あなたが海外旅行でどのような思い出を作りたいかを考えた上で、料金を安くするためのプランも立てて頂ければと思います。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
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